今日は、フルムーン。
とにかく、綺麗でした。
車の運転を少しやめて、思わず見入ってしまいました。
これだけ美しいフルムーンを見ていると、誰かに伝えたくなるような。
そんな気持ちになりました。
かつて、夏目漱石が
「I love you」を「月が綺麗です」と和訳したと言われていますが、
なんだかそのきもちが少しわかるような気がしました。
こんな美しい存在を眺めていると、
スーって吸い込まれるような。
そして、自分の大切な人の顔を思い浮かべたくなるのです。
特に秋の空に浮かぶフルムーンは格別の美しさだったな。
ご存知の通り、そらいろの周りは田んぼに畑。
明るい光のものはあまりなく、普段から星もよく見えます。
そんなところなので、月明かりの光は、本当にいつもの夜とは違う夜空を見せてくれます。
電気が発明される前は、火を灯してあかりをとっていました。
けれど、
月明かりを頼りに、夜の時間を過ごしていた時代もあるんですよね。
そう考えると、何百年、何千年と地球の夜空を照らしている月の下に、自分たちが今いることの奇跡みたいなものを感じました。
自然は、本当に偉大。
そして、その中で、私たちは生かされているのだと、ふと考えました。
さいきん、「宇宙」に少し関心を持っています。
私の頭は「ど文系」なので、なんちゃら理論も、ほんにゃらの法則もわかりません。
宇宙の中の太陽系の中に地球が存在していて、金星と火星の間にあるということくらいは知っています。(多分、あっている)
でも、本当にそれくらいの知識しかないのです。
けれど、ある若者が「宇宙に関わる仕事をしたい」と将来の夢を教えてくれました。
「ど文系」の私には、
地球が丸くて、くるくる回っていてなんて実感すら、持てないでいると言うのに。
宇宙に関心を持つ、その関心に感心している。
いつだって、なんだって、遅すぎることはないと信じているけれど、
さすがに、私が今から宇宙を仕事にすることはおそらくないだろう。
だからこそ、その未知の領域への関心に関心を持つのかもしれない。
ひとまず、宇宙に行ったら、星がどんな風に見えるのか、知りたいかも。
人の、好奇心って、きっとこんな些細なところから生まれるんだろうな。
いつまでも「なんでだろう」を忘れない大人でいたいな。
月が綺麗すぎたので、とりとめのない文章を。
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