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執筆者の写真sorairo

3月7日のmanabi舎

久しぶりの投稿になります。

今日は、どうしても残しておきたい出来事があったので、久しぶりにPCに向かっています。


私たちそらいろではmanabi舎そらいろといして、子どもたちの学習支援を行なっています。

毎週木曜日、子どもたちが集まってきて、勉強をしたり、学校での出来事を話してくれたりしています。


実は、今年中学3年生が多かったということもあり、勉強へのニーズは学力向上へと少し傾いていました。

もともと、このmanabi舎の目的は学ぶことの楽しさ、子どもたちの自発的学習習慣の獲得、学校でも家でもない第3の居場所としていました。


しかし、現実として、受験が迫ってくると、どうしても成績を上げたいというニーズが高まり、実際の活動と理念とのはざまでここ数ヶ月は苦しい思いをしていました。


しかし、今日、ある中学3年生の子を見てくれている青年が、活動終わりにとても素敵な話をしてくれました。


本当に勉強が苦手だと感じている子にはまず、興味を持たせることが肝心で、

好きな勉強をするようにしていけばいい。

今の日本の学校教育はみんなに同じ方法で、同じことを教えている。

だから、子どもたちはやる気を持てずにいる。

まずは、彼らに関心を持たせること。


塾にはいろんな形があっていい。

進学のための塾、勉強が苦手な子に寄り添う塾。

子どもたちが好きな勉強を選んでできるような塾があってもいい。

それができるのがそらいろだと思う。


なんだか、ハッとさせられた言葉でした。


そして、彼が提示をしてくれた学習活動は、斬新かつ適切な視点で子どもを捉えたからこそのものであり、純粋にすごいなぁと。


ここ数ヶ月、どうしたら私たちがもともとやりたかった活動になるのか。

そんなことでモヤモヤしていたのだけれど。


でも、なんだかこの言葉でスッキリ晴れたような気がします。

いろんな形があっていい。

その中で、子どもたちの「好き」で勉強ができる場所を。

それができるのがそらいろ。



自分たちの中のことって、時々見えなくなることがある。

それはお店のことだけではなく、自分自身のことも含めて。


ちょっと前の私は、何かに焦り、そして大切なことを見失っていたと思います。

そんな私を、ふっと呼び戻してくれたような素敵な言葉。


これには本当に感謝です。。


こんな仲間に支えられているからこそ、私たちの活動はゆっくりではありますが、歩みを進められているような気がします。



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