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執筆者の写真sorairo

まゆパンさん販売ありがとうございました。

11/14(木)


群馬県太田市のまゆパン工房さんのパン販売をさせて頂きました。


まゆさんとの出会いは不思議なもので、でも必然だったようにも思います。


群馬と埼玉、場所は違うけれど、

それぞれが、

パンを焼きながら、人との出会いを大切にしている方

カフェをやりながら、子ども・若者の居場所を作りたいと願う私たち。


同じような想いを持って活動されているまゆさん、

しかも、パンがめちゃくちゃ美味しいじゃないか!!!

ドストライクの好みのパンでした。


まゆさんのパンには多くのファンがいて、

そらいろでも販売の告知を出すやいなや、お取り置きのご連絡がバシバシと。


今回、店頭にお買い求めに来てくださったお客様の中には、お手元に届かなかった方もいらして。


ごめんなさい。


まゆさんと相談して、次回はもう少し多めに入荷することにしました。


私が学生の頃から考えている話を少し。


アメリカは寄付文化が大いに根付いている国である。

法人税の控除なんかの関係もあるのかもしれないが、ビックマネーを持っている企業や著名人は慈善活動に惜しみなく寄付をする。


有名な話かもしれないが、世界最高峰のバスケットボールリーグNBAでは、有名プレイヤーになると何十億と稼ぐ。


そんな彼らにリーグ側が行なっている教育は、「慈善活動への積極的参加」だ。


クリスマスシーズンになると、自分が稼いだお金を貧しい地域の人々へ、クリスマスプレゼントを持って配り歩くなんて選手もいる。

公的福祉を「富の再分配」と呼ぶのならば、これは「民間の富の再分配」とでも言うべきか。



日本はどうだろうか。

大企業をはじめとした「蓄え」を持っている人々の「再分配」が行われているかと言うと、そのような文化が醸成されていると言うには程遠い。


そんな中もう10年以上前になるだろうか。

「Table for two」と言う活動が広まりを見せた。

2つのテーブルのために。


学食や企業の社食などで採用された仕組みで、指定されたメニューを頼むとそのうちの幾らかが、食糧事情が十分ではない地域の子どもたちの食事支援に使われると言うものだ。


では、なぜ、for twoなのか?と言うと、

その指定されたメニューは栄養バランスが考えられた健康に良い食事メニューなのである。


なので、日本で食事をする人にとっても嬉しい食事というわけだ。


私たちの日常は実にめまぐるしい。

ICT技術の発達により、ますます情報が豊かに降り注ぎ、飽和感さえ覚える。

その処理のために頭と時間を使う。


「無」の時間なんてないくらいだ。


そんな現代を生きる私たちが、「地球のどこかの誰か」のために何かできることを・・・

と考えてみてもなかなかその時間を作れない。行動を起こせない。


だからといって、それが悪いわけでもない。


でも、どこかで誰かが、どこかの誰かのために一生懸命に活動している。

困った人がいる。

不思議とそこには、支援をする人がいる。


これは、社会の素晴らしいところだと思う。

しかし、その支援をする人が十分に支援をされているかというと、それはまだ疑問が残る。


自分の時間やお金を多少犠牲にしながらも、その活動に勤しむ人々がいる。


そんな人達の後方支援を、自分の生活も豊かになりながらできることがあるとしたら、

それはものすごく素敵じゃないか。


そう思った。


そんな時に知ったのが、Table for two。


いよいよ、支援の形が

①現地に行く直接支援

②物やお金による寄付支援


の選択から、

③自分のためにお金を使いながら、ちょっとだけ多く支払い、自分も満足、応援したい活動も応援


という三番目の選択が増えた。


自分たちの生活で手一杯。

でも、誰かを想う気持ちもある。


そんな新しい、支援の形が広がるといいなと思っている。


まゆさんの活動は、本当に尊いと思う。

毎日がジリ貧の私たちそらいろでも、それでも広めること、食べることでちょっとだけでも応援できればなんて思う。


美味しいもの食べられて、それでいて、こっそり誰かのためになっていたら

めちゃんこハッピーじゃないですか?


課題は大きい。

でも頭を柔らかく、いつでもハッピーに。


最近の、私のテーマです。


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